大前提となる「3つの基準」とは?
前回の記事では『ホームページ制作業者の選定でよくある間違い「トップ3」』を紹介しました。
今回はその解決策を書いてみます。
自社に合う業者ってどんな会社なんでしょうか。
ポイントは「3つの基準」
まずは「大前提」としてこの「3つ」を意識してみてください。
見極めは非常に難しいところですが、挙げていきます。
①嘘がない
②高くない
③多くない
では、順番に見ていきます。
①言葉に「嘘がない」
ウソがない。最も見極めが難しいところです。難しいというか、見極められないことも多いです。
本サイトでもわざわざ「こんなWEB会社に注意」という専門のカテゴリーを作っているほどですが、有象無象の会社が「盛って」営業し「必要ない商品(いらない企業理念やスローガンも作ります、など)」を売っている状況。
正直なところ、星の数ほどあるホームページ制作会社でも一定以上の実績がある会社の実力はどこも変わらないのが実情です。値段も、質も、大きな差はないんです。
では、どこが決め手になるかというと「自社と考えが合うか?」という人間性というか会社性が問われそうですが、ウェブ制作会社の営業というのは中途半端に口の立つ者も多いですから、なかなか営業だけで判断もできません。
そこでもうちょっと踏み込んで考えたいのが「ウソをつかないか?」というところ。契約前からふんわりウソをついている会社は避けたいところです。それは発注書の渡し方やその内容、あんまり契約書については詳細な説明をしない営業の姿勢からも判断できます。こういった会社とは、結構な確率で「著作権」でモメたりもするのでご注意を。
とりあえず、リトマス試験紙に使えるのは「集客」についての話。
「御社に依頼したら集客が上がりますか?」と聞いてみてください。「サイトの集客はまずは半年ほど見たほうがいい」など濁すようなら警戒。集客の話をはぐらかす制作会社は避けましょう。
過去の実績も盛っている会社も多いので、データが出てきてもすぐに信用はできません。
未来のことなど誰もわからないので「わかりません」という業者がいたら、そっちのほうが幾分マシです。
リップサービスの多い会社、話を微妙にはぐらかず会社は避けておくのが無難。
②値段が「高くない」
これはシンプルに「費用が高い会社はやめろ」です。
別記事「ホームページの制作費や見積書はなぜ高いのか?」でもあっさり暴露していますが、高いから良いものが出来るわけではないのがウェブサイト。
もし高いけれど大変上質なものができるとしても、トレンドの早いこの時代において、あまりバキバキに作り込むのはかえってリスク。あっという間に風化しますから。質は良い意味で、ほどほどでいいんです。
「いまご発注いただければ社内の制作ラインを確保できる」などの口車に乗せられて、法的拘束力のない発注書やさまざまなトラップが盛り込まれたズルい契約書に安易にサインしないように。
③実績が「多くない」
これは「過去の実績」そして「制作スタッフ」が多くない会社は避けるべき、ということ。
実績はやはりその会社の経験や知見の指標になり、また制作スタッフの数はあまりに少ないと納期には到底間に合いません。
また、過度に格安のホームページ制作会社は避けましょう、トラブルの元です。
ちなみにカグラの制作実績はこちらからどうぞ。
次に抑えるのは「ひとつのコツ」
今回は大前提となる、ホームページ会社の選定基準「3つ」を見てきました。「良いウェブ会社ってないの?」という不安を少しは払拭できそうでしょうか。
ちょっとしたコツで、ホームページ業者の選定は当てずっぽうから卒業できます。
そして、この3点を意識しつつ、ウェブサイト制作において「とある力」を持っている制作会社を選びましょう。
それは『ホームページのリニューアルのコツは「整理整頓」にあり』にてお話します。