ウェブ制作会社の選定ってどうやんの?

「うちのサイトも古いからそろそろリニューアルしたいな…」

会社のオーナーや、企業の広報部門やウェブ担当者はこのような考えを持っているものです。

「競合他社のサイトは明らかに使いやすい…」

「自社のサイトがダサすぎる…」

そんな不満をもとに「ホームページ制作業者」の選定に入るわけですが、これがまた悩みどころ。というか、どういう基準で選んでいいのかわからないですよね。

いまや日本中にウェブ制作会社なるものが溢れかえっており、正直WEBサイトだけではどんな会社かはわからないものです。

そこで今回は、ホームページ制作業者の選定でのあるある間違いと、その「解決法」もご紹介します。

ではまずは「業者選定あるある間違い」を「3つ」見ていきましょう。

ウェブ制作会社のワースト選定方法「TOP3」

【間違い①】検索に出てきた順で決める

パソコンで検索する人

どこに選定基準を設けていいかわからないので、とりあえず「ホームページ制作会社 東京」などで検索し「Googleの検索に出てきた最初のページから5社選ぶ」という方法。

検索に出てくる=良い会社、とは決して言えません。それはSEOのコツを心得ていたり、うっかりウェブ広告だったりすることもあります。

安易に「検索で上に出てきたから」で選定をするのは避けましょう。

【間違い②】とりあえずコンペ

コンペで作品を検討する社員

「どの会社がいいからわからないから、とりあえずちょっとだけデザインを作ってもらって比べよう」という手法を取りたい場合もあります。しかしこれも注意。

デザインは「ちょっとだけ作る」というのが基本的にできないもので、人気のある会社ほどコンペの時点で辞退することも。また、デザインだけは良くても、自社のことをきちんと理解してくれる会社かどうかは別の話。

このあたりは『業者選定での「デザインコンペ」の注意点と解決法とは?』でツッコんでます。

「自社の理解」は非常に重要で、ブランディングはもちろん、ビジネスパートナーとして仕事をしてて気持ちが良いかにも影響します。ホームページ制作はスケジュールが長丁場ですから、会社同士の合う合わないは想像を遥かに超えた重要事項です、

【間違い③】価格で決める

一万円の写真

値段は非常に難しいものです。実はWEB業界では「高い=質が良い」とも限らず「安い=質が悪い」わけでもありません。

なぜなら高い会社はそれだけ単に「運営費(社員や家賃・設備費等)が多いから」です。そう、ウェブサイトの制作って人件費ってだけなので。

また、安い会社は「どこも仕事をくれなくてヒマだから」という理由かもしれません。

価格だけで決めると、期待とは異なる結果が待っていることがあるんですね。

サイト制作は想像以上に長くヘビーなもの

スケジュールのイメージ

ウェブ制作会社は、特に契約前は「負の面」を言いませんが、実はウェブ制作って「想像以上に制作スケジュールは長く」そして「作業的にヘビー」なもの。

発注側だからと言ってラクできることは意外になく「確認」「修正」「要望」また「確認」と、制作会社とのやりとりは増えていきます。もちろん、出来上がってくるものを自社内でもOKを逐次とっていく必要もあり、ウェブ担当者さんへの負荷はとても高いんですね。

制作会社とのやりとりで簡素なものはほとんどなく、しっかりひとつひとつ詰めていきます。裏を返せば、二人三脚で長期間付き合える業者を選定しないといけないわけです。

単に「ウェブ会社の営業がいい感じだったから」などの理由では決めていけないんですね。前述の通り、価格やコンペ、検索で決めてはいけないというのはここが理由です。当サイトで「担当ウェブディレクターも確認すべき」と言っている理由でもあります。

いや、さっさと決めたいんですけどね、ほんとは。わかります。

では、ウェブ制作業者はどう決めればいい?

コンペも怪しい、検索でも決めるのも危険、価格で選ぶのも危ない…となると「じゃあどうすればいいんだ?」となってしまいます。

「では、どう決めればいいの?」となりますよね。

長くなってきましたので、そこは次の記事にて解決法をご提示しております。

続きは「ホームページ制作業者の良い選び方「3つの基準」」をどうぞ。