なぜ?問い合わせがこないウェブサイトの原因

しっかりと制作会社にヒアリングをしてもらい、納得のいく形で作ったウェブサイトやランディングページ。

ウェブ制作の根幹となる要件定義の段階から自社の意向をじっくり聞いてもらい、プロのライターやデザイナーからの提案を元に作りあげたホームページ。

しかし全然、問い合わせも購入も申込みもない…

「なぜ?」

答えは簡単です。マーケティングしてないからなんですね。

マーケティングとは集客

パソコンを使ったマーケティング

マーケティングとは集客。つまり「広告」を売ったり「SEO」を仕掛けたりすること。

広告宣伝は有料のWEB広告のみならず、ビジネスの業態によっては新聞の折込広告の場合もありますし、該当エリアにポスティングが必要なことも。

YouTube用に動画の広告を作る場合もあれば、twitterやFacebookで宣伝したり、集客用ブログを何十本、何百本も書いて集客することもあります。

つまり「サイトを作る費用」と「集客する費用」は全く別ということなんですね。

「集客費用」は別に、まとまった金額が必須

一万円の写真

ホームページを作っただけではただの「箱」。

町にあるケーキ屋さんやラーメン屋さんがそうなように、チラシを巻いたりキャンペーンをしたり、LINE友だち募集なんかもコツコツしないと客は見向きもしれくれません。

それが有象無象の「インターネットの中」であればさらに競争は激化します。激化しますが、やりようによっては大手や有名店を出し抜くことができるのがWEBの世界。

世間的には無名でも、アマゾンや楽天で大きな売上を出しているネット商店もありますし、それ以外でもネットだけで売上を立てている会社はたくさんあります(当社も創立以来ずっとWEBのみ集客です)。

しかしどんなお店でも最初はやはり宣伝が必要。

ホームページを作成する際は「制作費用がいくら」はもちろんのこと「集客費用はいくら」もちゃんと考えて用意をしましょう。

むしろ制作費用よりも大きく予算を取りたいのが、集客のための費用です。ここをケチると開店休業状態になってしまうので。

お客の来ない、売上の上がらないホームページはたいがい「集客費用までは考えてなかった…」とか「宣伝にはお金はそこまでかけたくない…」とかいう甘い考えのケースがほとんどです。

集客にはだいたい月額いくら必要?

計算機を手にする人

事業の規模によりますが、集客の費用はだいたい月額30〜50万は見ておいたほうがいいでしょう。

これでもギリギリですが、30万でまずは「10〜15万円分はSEO」「10~20万円分はウェブ広告」「残り20~30万をLINEのチャンネル構築やSNS運用のランニング費用」に当てます。

SEOは高い会社に依頼すると、大した施策をせずとも月額50万とか取られるのでご注意を。もちろん被リンクSEOをすすめてくる会社もNGですの見極めは大事。このあたり、困る場合はうちにご相談ください、中小企業向けの堅実な集客プランを組みます。

一般の中小企業が月額30万も50万も払えない、というケースもあると思いますが、これくらいの金額をまずは1年間投資できないようでは、なかなかウェブ上での宣伝は厳しいと思います。あくまでこれでも、最低に近い金額なので。

「広告ってウザいし、そんなに金かけても」と思う方もいると思いますが、我々が無名のメーカーよりもNIKEやアシックスを信頼しているのは、広告の効果以外の何物でもないことを知っておきましょう。それだけ「認知されている」というのは強いのです。つまり広告を馬鹿にはできません。

さまざまな集客方法

集客会議をする人たち

ネット上での集客には、

SEOでの集客

LPでの集客

SNSでの集客

ブログでの集客

ウェブ広告での集客

そしてセミナーの開催などなど、さまざまな手法があります。

これら全ては一気に無理でも、どれかひとつだけというのも効果は期待できません。「時間のかかるSEOは粛々と耕しておき春を待ち、その間は即効性のあるウェブ広告を」「SNSはまずは試しに継続する」などなど、多面的な同時多発マーケティングは必須。

ここまでやっても「集客ゼロ行進」なんてこともありますが、それならそれで宣伝よりもサービス自体を見直してチューニングしたり、改善策を進めることもできます。最も良くないのは「この指止まれ」と、いつまでも何もしないことなのです。

ホームページ制作会社は集客のプロではない

注意・CAUTIONのマーク

ホームページ制作会社は、集客のプロではありません。

もっと具体的に話すと、WEBクリエイターもライターも「集客宣伝のプロではない」「素人な人もいる」ということ。

彼らが出来る範囲は「ちゃんと作るので、あとは宣伝するだけ」という宣伝寸前のところまでなんです。

SEOに強いライターも「頑張るが、それが問い合わせにまでつながるかは不明」というのが実情。

「ウェブサイトやLP完成!イコール集客できるでは全くない」ことを知っておきましょう。

だからこそ「集客の話」をはぐらかすウェブ制作会社を信用するなというのはポイントです。特に発注側がWEBに詳しくない場合は要注意。

弊社のようなマーケティング集客ができる会社なら大丈夫ですが、制作しかできないのに近づいてくる素人会社にはお気をつけください。