ブログってやる価値あんの?
「ブログねえ…動画のほうがいいんじゃない?」
という声はよくありますが、ブログというのはなかなか捨てたものではありません。
集客ツールとして機能させるには時間がかかりますが、それでもやっておくといい面はたくさんあります。
まずは利点を「5つ」ご紹介します。
ブログをやるメリット「5つ」
まずは項目からご紹介。下記の5つです。
①すぐに書き始められる
ベストはワードプレスでのオリジナルブログです。アメーバやはてななどの無料ブログでなくても、ちょっと頑張ればすぐに始めることができます。
②WEBサイトのSEOに有効
ブログがあることで、そのウェブサイトはSEO(検索エンジン表示対策)にも良い影響をもたらします。ブログ単体はもちろん、ホームページ全体の専門性を高めることになり有効です。
③後から直せて改善できる
動画だと1回YouTubeにアップしたら修正できませんが、ブログは何度でも手軽に書き直せます。
④うまくいくと放置状態で集客・広告収入
検索順位の上位に表示されたり、SNSで拡散されたり、あるいはいつも誰かに地味に読まれている記事などを作れると、ほぼ放置状態でも集客や広告収入を得ることができます。(完全放置はしないほうがいいです、順位が落ちるので)
⑤他のビジネスに応用可能
ブログのノウハウを得ると、他のビジネスを立ち上げる際に役立ちます。ブログのコツはある種普遍的なものもあるため、一定のスキルを得ると非常に強いです。
ブログのデメリット「5つ」
では次に「デメリット」も見てみましょう。
①書くのが想像より大変
実は書き続けるのは大変です。会社によってはノルマや当番制にしていますが、それはおすすましません。毎日書き続ける必要はないですが、クオリティを保つことを優先しましょう。
②結果が出るのに時間がかかる
SEOの順位や集客の成果、広告収入に結びつくまでは時間がかかります。目安として、まずは「100記事」一定の質で記事をリリースできるかが分かれ目です。
③テーマを絞るゆえのネタ切れ
Googleは「同じような内容の記事」は検索に表示してくれません。そのジャッジはサーチコンソールのメニューのひとつでもあるインデックスで確認できます。
④SEOで上位を取れない可能性
検索で上位に表示されるのはなかなか難しいことも多いです。人気のキーワードならなおさら。あえてマニアックなキーワードで数少ないユーザーを狙う「ロングテール施策」も有効です。
⑤努力が無駄になる可能性
ブログの全てがうまくいくことはわけではありません。結果が出ないブログも世の中にたくさんあります。ウイルスに侵されてダメになる可能性もあります。リスクはあります。
ブログは優れた集客ツール
デメリットを聞くと「絶対やめよう」となりがちですが、1回でもブログ集客のフローが完成すると、有料のウェブ広告を打ったりチラシをばら撒く必要もなく、サイトに訪問者が耐えない状態に入ります。
これは企業にとって、24時間356日、無料で集客できている状態ですので「眠らない営業マンを複数人雇った」のと同じ状態とも言えます。
また、通勤途中に動画も見れなくはないですが「記事」のほうが手軽に、イヤホンもいらずデータ消費量も少ない、そして検索での露出が高いので、需要は広く、場所を選ばない強みもありますね。
さらに動画よりも手軽で後から改善できるとなれば、なかなか運用的な魅力もあるわけです。
まずはマニアックなテーマで
例えば「ラーメン」では検索の1位は取れませんが「ラーメン 渋谷 駅前 ランチ」など細かいニーズになってくると、検索での戦いはしやすくなります。
もちろん、検索ワードが細かく、マニアックになればなるほど大幅に検索ユーザーは減ってしまいますが、それでも最初は「マニアックな検索キーワード」で狙った記事を書きましょう。これをウェブマーケティングではロングテール施策と言います。基本的なSEOについては『記事の順位を上げたい。SEOのコツ「3つ」とは?』をどうぞ。
そのマニアックなキーワードを探し当てるには、実際に自分で検索をしてみて、競合会社がどんなワードで検索上位につけているかをチェック。競合調査は必須です。
そして、まずは書くこと。さらに、書いた記事の反応のデータを集めるために、Googleアナリティクスや併用ツールとしても有名なGoogleサーチコンソールをサイトに関連付けましょう。そして、改善・改善です。
今回は導入を敬遠されたり、継続できずに終えてしまう企業さんも多いので、ブログのメリットをデメリットも含めご紹介しました。
「1年後、2年後に自動集客装置として機能させる」という目標をもって、気長に書き貯めていくのをオススメします。
無料ブログは使わずに
なお、よくある無料のブログサービスは使わないことを強くオススメします。
とっつきやすさが魅力ですが、中長期的に見た場合はなかなかのデメリットだらけ。
詳しくは『無料のブログサービスのデメリット「5つ」を解説するよ』をどうぞ。