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1月31日 14:52

ウェブ制作会社のスケジュールが異様に長い理由。

長すぎる制作スケジュールの謎

今回は、ホームページ制作会社が出してくる「異様に長い制作スケジュール問題」についてです。

よくあるのが、こんなやりとり。

 

ウェブ制作会社「では、次回は2週間ちょっと後くらいの、週明け中盤〜後半あたりでいかがでしょう…」(実質3週間以降のオファー)

客「え、そんなに時間かかるの…?」

 

ホームページ制作の打合せで、よくあるすれ違いです。発注側にしてみれば「高額の着手金を払わせるまでは異様にハイスピードだったのにこれかよ」と。

次回そこまで大げさな提出物などもないはずなのに、なんでそんなに時間がかかるのか?これをそのまま制作会社に聞いても、残念ながら真実は見えてきません。

なぜなら「アレしてコレしてコレがああなって」などなどいくらでも言えるからです。素人が聞いても、うまくあしらわれてしまうんですね。

長いウェブ制作のスケジュールのからくり

実際ウェブ制作会社の内部では、打合せのための準備は結局数日で行われていたり、下手すれば当日の出かける直前まで作業をしていたりします。これ自体が悪というわけではありませんが、ようは「他の仕事もわんさかあるので時間がかかる」というのが真相。

ウェブ制作会社は、もともと人数に余裕をもって運営している会社は少なく、組織が大きくなっても人材不足は解消されないのが常。離職率も転職率も高いブラックな業界でもあるので、常に人的リソースに問題を抱えています。

そして、当然のことながらWEB案件は複数の会社から仕事を受諾しているため、さまざまな案件が同時に何本も進んでいる。

なので、時間が異様に「ない」のです。

WEB制作のスケジュールを見たときに「こんなに時間かかるの?」という疑問は、この「制作会社の多忙さ」が背景にあります。

御社のためにたっぷり3週間かけて戦略を練る、なんてことはありません。

という真実を、WEB制作会社はお客には言いません。

なぜ長いのか聞いてみよう

今度そういうことがあったら単刀直入に聞いてみてください。そして、その「回答」に注目しておきましょう。

「はい、他の会社の案件もあるので、御社の作業は再来週くらいに取り組むので、3週間後のアポですね」

なんて言える会社があれば、それはだいぶ正直です。もしそんなことがあれば、ぜひ怒らず、むしろその営業さんなり制作ディレクターを信用するひとつの指標にして良いと思います。逆に、あーだこーだと専門用語をまくしたてるようならば、真実を隠している可能性があるので要注意。

真実を隠してしまうのはビジネスに波風を立てないこととも言えますが、一事が万事であり、客に小さなウソをつき慣れている営業やディレクターは、その長い制作スケジュールのなかで頻繁に「ごまかし」を織り交ぜているものです。

いずれにしろ、客サイドとしては「ウェブ制作は素人が考えるより異様に時間がかかる」のは覚悟しておくのがいいでしょう。

そしてその理由を制作会社に問うたとき、その会社の答え方によって、素顔がちょっとだけ見えるかもしれません。

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