ホームページを分析しよう

※本記事は新しいアナリティクス「GA4」ではなく、旧型のアナリティクスの解説記事なります。

 

今回はウェブサイト分析に必須のツール『Googleアナリティクス』の重要ポイントをご紹介。

初心者なら「まずはここだけ見よう」の「3つの項目」を解説しますね。

「え?3つだけ?」と思いますよね、大丈夫です。

では、さっそくいってみましょう。

下記の項目の通りに、Googleアナリティクス内を進んでみてください。そこが、まず見るべきデータ。

①「ユーザー」→「概要」

画面左側に表示されているメニューから「ユーザー」→「概要」と進みましょう。

ここで、指定した期間の「サイトへの訪問者状況」が一覧できます。

何人のユーザーがその期間に来ているのか?をまずチェック。

ここを最初の習慣にしましょう。

②「行動」→「概要」

画面左側に表示されているメニューから「行動」→「概要」と進みましょう。

お次はユーザーが「サイト内でどんなページをどれくらい見ているか」をチェックします。

ページビュー(見られたページの総数)や平均のページ滞在時間が確認できますね。

見られているページ順のランキングも表示されるので、人気のページも把握。逆に、ここに表示されないページは魅力がないということですね。

③「行動」→「行動フロー」

同じく「行動」のメニューのから「行動フロー」をチェック。

ユーザーが「どのページに来て、そのあとどのページに進んだのか?」がわかります。

同時に「離脱」しているページは何でしょう?そのページの魅力がないことがわかりますね。

まずはアナリティクスに慣れることから

Googleアナリティクスのロゴマーク

機能が多く、日々メニューも増え続け「永遠のβ版」とも言われるGoogle アナリティクス。

初心者はあまりのデータ量と冷たげな画面のシンプルさに最初はとまどってしまいます。

そこでのポイントは「わかりやすいところだけを、1週間に2回くらいチェック」で始めること。毎日見るとか、機能を勉強しながらとかだと、宿題になってしまいますし、データに変化もなく続きません。

最初は、今回ご紹介した「3つ」の箇所だけを見て、1週間や1ヶ月でどれくらい変わるのか、新しいページや記事の反応はどうかをざっくり見る程度にしましょう。

そして、

「人気のページはもっと良くしてサイトの内の滞在時間・回遊率を上げる」

「直帰率が高く、滞在時間の短い不人気のページはテコ入れする」

などの「分析を経た改善」を習慣にする。これができれば、マーケッターとして大きな一歩を踏み出したことになります。

プロ中のプロが見る難しいページやデータを見なくても、自分のできる範囲から実際にやってみるほうが力になる。

というか、プロから見てもよくわからないページもあるのがアナリティクスなんです。頻繁に改良されて新機能が実装されてますので。

ホームページを育成する

成長していくウェブサイト

Googleアナリティクスに関心や不安のあるあなたが気づいているように、ホームページは完成したときが最も未熟な状態。

そう、そこがスタートで、日々「分析」して「改善」を重ねて、育成していくんですね。

その分析とやらをするためには、まずは「自分のホームページのなんとなくの動き」を知ること。前月や先週、前年との比較ができないと次に何をやればいいのかはわかりません。

ですので、いきなり「分析!」と気張らない。

データを把握してない状態でそもそもそれはできないわけですから、まずは今回ご紹介した項目で十分なので、慣れることから始めましょう。スマホのアプリもあるので携帯にも入れておくと便利です。

だんだん「ってことはアレはどうなるんだ?」「〜〜なデータってどこで見れるの?」となってきますから、そこが成長のきっかけです。さっそくググって、すこーしづつ知識を増やしていく。WEBサイトの分析はそこから始まります。

すると、お客さんをホームページに誘導する方法などにも気を配るようになり、媒体をまたいだ施策もできるようになってきます。もちろん競合調査も忘れずに。

双璧となる分析ツールGoogleサーチコンソールというのもあるんですが、これについては『Googleサーチコンソールとは?初心者向けに特長「5つ」を解説。』をどうぞ。