検索順位、集計してますか?

マーケティングの会社やSEO会社にレポートを任せなくても、検索順位は自動で記録できます。

順位の推移を折れ線グラフで見ることもできるし、CSVにアウトプットもできる。

今回は、初心者でも、忙しい企業のWEB担当者さんでも使いやすい「順位検索の自動化ツール」をひとつご紹介。

ひとつだけご紹介する理由は、これが業界標準でもあり、安心・安全・簡単だからです。

本記事はアフィリエイトなど収益を取るための記事ではなく、単に紹介したいからするだけの記事なのでご安心ください。予算の厳しい会社さんでも、無料プランは簡単に導入できるのでご紹介します。

順位の自動計測なら「GRC」が定番

GRCのサンプル画像

SEO対策に欠かせないの「GRC」という、順位計測ツール。順位の自動計測にはこのツールをおすすめします。

会社に使っていないWindowsがあれば、それを「順位観測専用」として24時間電源入れておけば、毎日決まった時間に順位を調べておいてくれます。もちろん、普段使っているノートパソコンに入れておいてもOKです、重いソフトではないので。

Google、YAHOOはもちろん、Bingも計測可能。

対象は「パソコン」「モバイル」「海外Google 」と3種から選べます。自社のターゲットはどの媒体で検索しているかを考えて、フィットするものを選びましょう。

GRCには無料版がある

無料をアピールする手

 

このGRC、無料版でも「登録サイトは3つまで可能」「登録キーワードは20個まで」と、エントリーしやすい設定。

まずは使ってみて、自社のサイトや記事たちがどのような順位に今いるのか、どんな動きを見せているのかチェックしましょう。

記録するにはGRCがやっておいてくれるので、こちらは結果を見て対策を練るのみです。

SEO業界でもかなり昔から(20年とか?)使われているツールであり、その「軽さ(パソコンの稼働に影響がない」も支持されている理由。

有料版でも価格は安いほうなので、一度は無料版を使ってみると、マーケティングの勉強の一歩となるでしょう。

「そんなに順位って大事?」

検索順位について考える人

順位の観測は大事です。SEO対策に直結するマーケティングの基本と言えるでしょう。

そこそこ良い順位(TOP10内はもちろん30位以内まで)にいる記事が見つかれば、手を加えてやればもっと順位を上げることができます。

反対に、自信はあるけどなぜか読まれない記事の原因は単純に順位にあることもわかったり。

それもこれも、そもそも順位がわからなうことには対策が進みません。

日々Googleアナリティクスや、Googleのサーチコンソールから「検索クエリ(=検索キーワード)」を抽出し、検索されているワードをGRCに登録していくことで、ニーズのあるキーワードや記事の現在地がわかります。

どんな内容がユーザーに期待されているのか、検索のデータから読み取ることができるんですね。

GRCは競合サイトも登録できる

さまざまな競合会社のイメージ

GRCは、自社のサイトだけでなく「競合サイト」も登録できます。

サイトのURLとキーワードを入れるだけなので、当たり前と言えば当たり前ですが、意外と盲点なので注意。自社のサイトだけなく、ライバルサイト、競合記事の順位の動きも把握しておきましょう。

ライバル会社のあのページ、あの記事が何位にいるのかを把握したうえで、自社の記事のポジションを知る。ウェブサイト分析の基本でもありますね。

競合会社の記事のほうが順位が高ければ、自社の記事と内容を照らし合わせ、自社に何が足りないかを洗い出すこともできます。

マーケティングに欠かせない「競合調査」。

一口に順位と言っても、マーケティング視点からはさまざまなことがわかってくるんですね。

Macでも一部対応

アップルとウインドウズのロゴマーク

基本的にGRCはWindowsで稼働するソフトです。

Macも可能なのですが、最新OSには対応してないなどあり。そこはご注意を。ベストはWindowsです。

いずれにしろ、まずは無料プランで一度サイトとキーワードを登録し、1~2週間ほど放置してみてください。

データが蓄積され、自社マーケティングの一歩を踏み出せますよ。