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1月10日 15:48

あざとさの極み「お客様インタビュー」に価値はない。

昭和の風物詩「お客様インタビュー」

今回は、よくホームページ制作会社のウェブサイトに掲載されている「お客様インタビュー」についてです。

結論、これはインタビューという形をとった「盛り気味の超成功例」を見せる営業手法。通販番組などでよくある棒読み&ベタ褒めの「使用者の声」となんら変わりません。もはや昭和の風物詩ですね。

そのため、こういったお客様インタビューに掲載されている事例というのは、話半分で見ておくのが懸命。もっと言えば、読んでもその制作会社の本当の姿はみえないどころか盛られてしまっているので、無視するのをオススメします。

わざわざ制作会社のサイトに顔を出して、さらにネガティブな話が一切飛び出さないインタビュー掲載までOKというのは、懐の深いお客さんであることは確かです。

制作会社というのは、制作段階から虎視眈々とそのような器の大きなお客さんを逃しません。

自社の「我田引水コンテンツ」で大いに自社を褒めてもらい、そのお客様インタビューが次のお客を引っ張って来てくれるようにしっかりと作り込みます。

お客側もオファーを受けた時点でどういうことかは察していますから、インタビュー内容は「出来レース」であることは言うまでもありません。

コテコテのベタ褒め行進曲

このお客様インタビューというのはある種奇特なもので「WEB制作会社に得はあれど、顧客側には特に旨味がない」という珍しいコンテンツ。

インタビューの回答はだいたい決まっており「業者選定の時点で御社は別格だった」「デザインがイメージ以上で満足した」「作業の進行も滞りなく」「納品後のケアも丁寧」といったところ。コッテコテです。

実際のホームページ制作においては、作業の遅延やミスというのはどうしても発生することが多く、二転三転して納品まで漕ぎ着けるケースが10割と言って良いでしょう。それは客側の事情やわがままで滞ることもあれば、制作会社側のミスや作業の難航など、さまざまなケースがあります。

このようなマイナス面は一切語られないのが、光り輝く「お客様インタビュー」。そもそも良いことしか書いてないホームページは怪しさの極みとも言えるでしょう。

美辞麗句が渋滞を起こしているものがほとんどですが、こういった予定調和のコンテンツは、業者選定においての目安にしないことをおすすめします。

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