WEBデザインの参考はどこで探せばいい?
ホームページ制作を依頼するときに、どのように自分の中のイメージを伝えればよいのでしょう?
口頭で、
「やさしい感じで…」
「個性はある程度あっていいけど尖りすぎてないものを…」
「全体的な色は青で、白も使って…」
なんて言っても、第三者はチンプンカンプンですね。こちらの脳内イメージなど伝わるはずもなく、制作会社もこれでは何から手を付けていいのかわかりません。
とはいえ、競合サイトのマネをしたり、適当にネットサーフィンで見つけたサイトを見本にするのも心もとない…。
そんなときにオススメできるのが、プロが厳選した「素敵なホームページを集めたギャラリーサイト」。
では、日本国内から海外のサイトまで、厳選&定番な「5サイト」をご紹介します。
①イケサイ(国内)
老舗中の老舗。このサイト自体もう年季が入っていますが、「色」「職種」で選べるシンプルな構成は初心者にはとっつきやすいです。
②s5-style(国内)
今風なスッキリ&おしゃれサイトが掲載されています。2021年11月時点で約8,000サイト掲載。
③straightline bookmark(国内&海外)
日本国内と海外のサイトの双方が集められています。
④awwwards(海外)
海外の洗練されたサイトが集められています。英語のフォントならではのダイナミックなデザインにも注目。
⑤LP ARCHIVE(LP集)
これはLP(ランディングページ)と呼ばれる「1ページのみの宣伝特化ページ」を集めたギャラリー。キャンペーンや期間限定商品の宣伝に使える手法ですね。
さまざまな用途に使えるギャラリーサイト
以上、ウェブデザインの参考になるギャラリーサイトを「5つ」ご紹介しました。
ホームページ制作会社との打合せの際などは、手ぶらで臨まずに、いくつかの参考サイトを選んでおく。すると、制作期間や予算、そもそも実現可能かなどを聞けて初回から踏み込んだ打合せができますね。
会社内や部内でデザインイメージを考える際も、あらかじめこれらのギャラリーサイトから選んだサイトを、みんなに見てもらう。ギャラリーサイトはプロが見て「良い」と判断したサイトが載っているから安心です。社長や部長に気分でウェブデザインを選ばせないリスクヘッジにも使えますね。
まったくデザインイメージがノープラン、なんて時にも重宝しますよ。
デザインより大事なものって?
ところで大事なのは、あくまデザインは見た目の話であり、その前段にある要件定義がデザインそのものを左右するということ。
また前提として「色彩」も大事なので、そこについては『ウェブサイトの「配色」を決定できる参考サイト「5選」』をどうぞ。
現実的にはウェブデザインに凝るのは時間の無駄、というショッキングな話もありますから、少しづつ知見を増やしていくとデザインに対する見方に深みが出てきます。
デザインを取り巻くさまざまな見解を知っておくと、取り組み方も変わってきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。